『人』と『モノ』の関係を考える- One Stroke Line [一筆描き]イヤーカフ
By-Pass
[バイ-パス]
人が着けて初めて生まれるカタチ
前回の、
『人』と『モノ』の関係を考える- Log[ログ] ピアス&バックキャッチでは、ピアスとバックキャッチをつけることによって、現れるカタチについて書きました。
今回は、One Stroke Line [一筆描き]シリーズのイヤーカフBy-Pass[バイ-パス] について書きます。
1本の四角い線(角線)が、一筆描きで出来上がるカタチです。
こんな感じで、一筆描きから出来上がっています。
置いておくだけでも楽しい造形なのですが、 着けた時が、また面白い。
前後、左右、上下から、違うカタチが見えて来ます。
置いてある場合と、
身に着けた時、少し印象が違うでしょう?
詳しい構造は、By-Pass[バイ-パス] のページの画像ギャラリーの3D画像を動かしてみてください。
「このカタチどうやって耳に着けるの?」
「着けたらどうなるの?」
置いてあるこのイヤーカフを、はじめて見た人が、不思議がります。
私たちは、ちょっと楽しんで、
身に着けてみます。
耳に着けるからこそ、立体が宙に浮いて、色々な方向から見ることができる。
その時、そこに生まれるちょっとした驚きや、楽しみの共鳴のために、私たちはものづくりをしているのだろうと思うんです。
面白い造形が、人のからだを介することで、もっと面白くなるのではないかと、日々たくらんでいます。
それは、ジュエリーというモノだけができる、日常の喜びや勇気の源だから。