『人』と『モノ』の関係を考える- Log[ログ] ピアス&バックキャッチ シリーズ
Log
[ログ]02
人が着けて初めて生まれるカタチ
春の新作の一つのテーマは「人が着けて初めて生まれるカタチ」
今回はピアスとバックキャッチのシリーズLog[ログ]についてです。
Log[ログ]のシリーズは、耳の前後にカタチを配置することによって、『耳』というからだの一部も、造形の一つと考えて、つくられたジュエリーです。
Log[ログ]シリーズは今のところ、4種類ありますが、Log[ログ]02の構造について説明すると
まずピアスがこんな感じであります。
そしてそのキャッチがこちら
ピアスを耳に着けることで、こんなカタチが生まれます。
耳が無ければ生まれないカタチ
ジュエリーとは、ほとんどが金属で、人のからだからすると、とても異質なものです。
それなのに、人は太古の昔から金属や陶器、貝などの異質なものを身に着けてきました。
そこに、『人』と『モノ』の一つの関係性の原点があるように思えるのです。
そこで、私たちは、耳という人の『からだ』があるからこそ、生まれてくるカタチを考えてみました。
『人』と『モノ』の関係性を考えていくことは、モノが溢れてしまった時代に、私たちが何を所有し、何を手放すべきなのか?
そんなことを考える、ちょっとした契機になればいいなと思います。
面白いカタチを楽しむ
一方で「このカタチ面白いね」とか、「このラインの流れが気持ちいいね」なんて思えるモノをつくりだして、提案するのが、新しい扉を開くデザインの力かもしれません。
ピアスだけでも、片方だけでも
このLog[ログ]シリーズ。
片耳だけでも、ピアスだけ、バックキャッチだけ、色もシルバーとゴールドから自由にコーディネイトできるようにしました。
『つける人』、『つくる人』がつながって、完成する
最後のデザインは、着ける人自身がする。
着ける人が、自分で決める余地を残しました。
『つける人』、『つくる人』がつながって、完成するピアス&バックキャッチです。
Log[ログ]のシリーズは02以外に3つ計4つ