ものづくりについて - 手の仕事 金属工芸の仕事
きちんとした仕事
日々の生活に使うためには、しっかりとした仕事、安定した仕事がとても大切だと考えています。
結局、最後はクラフトマンの手や、感覚に頼ってジュエリーは出来上がります。
クラフトマンとのコミュニケーション、そして新しいものを、共につくるわくわくする気持ちが、何とも言えないんです。
日本の金工の仕事
日本には、武士の時代、刀の鍔(つば)や鎧(よろい)などをつくる優秀な刀剣金工達がいました。
廃刀令後の彼らは、その独自の感性と技をジュエリー制作に見出します。
日本のジュエリー制作は、金工の仕事の影響を強く受け発展してきました。
「杢目金(もくめがね)」は日本発祥の金属工芸の技術です。
今や日本国内よりむしろヨーロッパ、アメリカなど海外での方が有名で、その金属工芸の高い技術はリングで人気を博しています。
歴史ある日本独自のモノづくりと、新しい時代を切り開く感性や技術がMENTOSENのものづくりのベースになっています。
コレクションを見ると、日本の和彫りやそのほか鏨(たがね)を使ったテクスチャーなど、様々な日本の手仕事を取り入れているのがわかってもらえると思います。
日本独自のモノづくりと、新しい時代を切り開く感性や技術。
その両方が、今を生きる私たちに必要だと感じています。
By Akiko Yonei